＂須恵＂と当て字にする以前は＂すゑ＂と記していたそうで、＂すゑのさげべ＂と記すと往時に物が還ったような現代の匂いから離れた感じがして愛着が湧く気がします。

さげべ（提瓶）は水を容れるための水筒だったと考えられており、胴面が扁平に作られた扁壺（へんこ）。

丸底で自立しないため、付属品としてゴム製の輪に置いて自立させています。

水漏れなし、口縁部に欠損、その他は良い状態を保っています。