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ヨーロッパへの輸出向けに生産された肥前の色絵磁器で、現代になってイギリスなどより日本に里帰りしている器類の一つです。

梅と松葉の間を鳥が気持ちよさそうに飛んでいる図を見ていますと、柿の木などに実った二つ三つの実を鳥のために残しておく日本の風景というものをよく映したような長閑さがあります。

白磁としてはやや甘手で白濁した色になりますが、色絵との相性はむしろ好ましく、功を奏したものと評することもできそうです。 

無傷・完品

 

初期赤絵松梅鳥文皿

制作年代 江戸時代前期〜中期 ( 17 世紀 )

国 日本

φ 14.4 × h 2.1 cm

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